KUJIRA先生の最新刊「ちよこチョコレート」刊行!
という事で、この物語についてのあれこれを
伺ってきました。

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定価980円

志村貴子先生 推薦!!
千代子の前に現れた、もう一人の「ちよこ」。
彼女は、20年前に失踪したショコラティエだった父の
秘密を知っているようで…?
ショコラの甘い香りが人をつなぎ
心を甘く溶きほぐしてゆく、再出発の物語。

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書店用POP
単行本カバー未使用の、もう一つのカバーイラストです!



【「ちよこチョコレート」について】

編集部(以下、編):この物語を描くきっかけや発想のきっかけを教えてください。

KUJIRA先生(以下、K):バレンタイン時期にニュース番組で
            バレンタインチョコレート商戦の特集をやっていて
            そこにショコラコンシェルジュのことも特集されていて、
            お客様に合わせたチョコレートを紹介するって面白いなーと…
            そのお客様にも色々ドラマがあるのだろうかと思ったのがきっかけです。


編:この物語には「千代子」と「知世子」という
  同世代の女性二人が描かれていますが、描き分けのポイントや、
  二人を描く上で苦労された点があれば教えてください。

K:「千代子」は常に不機嫌な顔を「知世子」はそんな不機嫌な「千代子」を
  のほほんと受け流すように描いていました。苦労は特になかったと思います。

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二人の出会い。
不機嫌なのは黒髪の「千代子」、受け流してるのはロングヘアの「知世子」


編:連載中、楽しかった、また苦労された点があれば教えてください。

K:差し入れがチョコレートだったので楽しみでした。
   原稿アップも相まっておいしさ倍増です。
   苦労は話の展開が暗いので辛かったです。あと親子の心ってなんだろうとか
   ずっと感情を考えていてネームにどう表せばいいのかとても迷いました。

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父の失踪と、傷ついた母のもとで千代子は…

 編:「ちよこチョコレート」というタイトル通り、作中にはつやつやの、
  とっても美味しそうなチョコレートがわんさか登場しますが
  KUJIRA先生ご自身もチョコはお好きなんですか?
  それとも、千代子と同じく嫌いだったりするのでしょうか?

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K:チョコレート大好きです! コンビニチョコもちょっとお高いものも。
   眺めているのも好きです。お店にディスプレイされているチョコレートとか
   ずっと見ていられます。


編:オススメのお店などがあれば教えてください。

K:meijiの100%chocolate cafeでしょうか。
   手軽でおいしいチョコが頂けるのでおすすめです。
   全部食べたくて、食べては財布を持って並びを繰り返してしまいました。

編:仕上がった単行本をご覧になって、いかがですか?

K:水彩で円を描いたものを下さいとデザイナーさんに言われ、
   本当にただの円だったものがこんなに幻想的になるなんて!と感動しました。
   カバーをはずすとチョコレート色の表紙が表れるので、それもステキ!となりました。
   あとたくさん修正してよかったです笑

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この水玉は、KUJIRA先生が描いたものをデザイナーさんが
組み合わせたものです。
チョコレート色の表紙はぜひ購入して確かめてみてください!
チョコの包み紙のようなステキな表紙です。

編:読者の方へ、メッセージをお願いします。

K:暗い作品ですが最後には明るくなると思いますので
   よろしくお願い致します。



※フィーヤン1月号掲載の読切りについて。ネタバレ注意!※






【「あなたとわたし」について】

編:短編「あなたとわたし」の発想のきっかけを教えてください。

K:かつて恋人だった人と友人になれるのか!と考えていて思いつきました。
 

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編:キャラクターにモデルはいるんですか?

K:いないです。

編:もしKUJIRAさんご自身が主人公の立場になったら、主人公と同じ行動をしますか?

K:とらないと思いますが、未練はとても残ると思います。


ありがとうございました!
鮮やかな水玉と、振り返った千代子の表情が印象的な単行本「ちよこチョコレート」と
ちょっと笑えて、でもヒリヒリする短編「あなたとわたし」が
掲載されているフィール・ヤング1月号は絶賛発売中です! ぜひお手元に☆

(取材:2010年12月某日)