かわかみじゅんこ先生の大人気エッセイ
「パリパリ伝説」6巻が発売しました!
発売を記念して、海の向こうのかわかみ先生に
インタビューいたしました☆

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書店用POP


今巻ではショコラ巡りの旅で渡仏したいくえみ綾先生や、
ヨーロッパ周遊中にアシスタントに入ってくれたえすとえむ先生が登場!
思わずクスリとしてしまう、ゆるニヤ☆パリエッセイ第6弾!!



【パリパリ伝説6巻について】

編集部(以下、編):6巻のカバーイラストはメトロから出てくる
          かわかみさんファミリーですね。
          お出かけの風景でしょうか?

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かわかみ:多分お出かけから帰ってきたとこです。
     家の最寄りの駅なので。


編:振り返ってみて、6巻の中で特に印象深いエピソードを教えてください。

かわかみ:震災時に日本の家族と連絡がつかなかった事。
     あとはやっぱりモロッコですかね。
     自分、弱くなったな~って再認識しました。


編:6巻の衝撃エピソードのひとつ、お仕事場の雨もり。
  現在はそのオフィスから引っ越されたそうですが、新仕事場はいかがですか?

かわかみ:今のところ雨もりはしてません
     前より手狭ですが、パリの中心部でカフェやお店も多く
     通うのが楽しいです(何しに行ってんだか)。

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〈修羅場〉
修羅場中は原稿と共に食べ、眠り、生きている感じです。
ちなみに写真はボンヌママンのクレーム・キャラメル。
シンプルなプリンです。激うま。


編:作品上で出てくるかわかみさんのTシャツの柄(さかな、草履、マリモ等)が
  印象的ですが、Tシャツはパリに売っているのですか?

かわかみ:売ってません
 

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編:旅行好きで知られるかわかみさん。
  6巻もイギリスやモロッコへ行かれていましたが、
  今行ってみたい国とその理由を教えてください。

かわかみ:インド、ネパール、チベットです。
     ヒマラヤが見たいです。

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〈上:カランク〉〈下:マルセイユ夕日〉
カランクへのハイキング。小さくて見えませんが、この岸壁を素手で登る輩が!
ーーと母子像の立つ丘の上から見た夕日。


 

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〈ロンドン〉
新郎新婦コスプレの若者。

 

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〈ロンドン2〉
ヴィンテージ風味のコスプレも。
普段はクールなのにはじける時ははじけるロンドナー達。




【漫画家生活について】

編:思い出の漫画作品を教えてください。

かわかみ:いっぱいありすぎて選べません。
     でも東京に住んでた時に、近所にあった貸本屋に
     頼みこんで買わせてもらった、稀少な楳図かずお先生の『わたしは真悟』全巻を
     スケベ心で行きつけのスタバの店員の若い男子に貸したら、
     戻ってこなかった事を今でも悔やんでいます。
     スケベ心と漫画とは分けて考えないとだめですね。


編:最近読んだ本でお気に入りを教えてください。

かわかみ:植村直己さんの「青春を山に賭けて」を読みました。
     植村さんがアニマル植村と呼ばれていたとは知りませんでした。


編:最近のお気に入りの映画や音楽を教えてください。

かわかみ:最近見た映画では、「Submarin」という
     イギリスの映画が面白かったです。思春期物です。
     音楽は、不勉強でアーティスト名とかがわかりません。


編:お仕事の合間にする気分転換はありますか?

かわかみ:先日原稿が重なった時に、ホッと一息ついた気分になれるかな、と
     タバコを吸ってみましたが器官が痛くなったのですぐやめました。

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〈薬〉
パリでまさかの百日咳。しばらくは薬が主食でした。

 

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〈おかき〉
お中元にいつも頂く、ホッとする日本の味。いつもありがとうございます!


【その他】

編:最近の日本で知りたいことはありますか?

かわかみ:冬も節電なのでしょうか

編:節電です。かなり弛んでいますが、デパートなどでは
  トイレの温風機が止められたりしています。


編:最後にパリパリ伝説ももうすぐ連載100回を迎えますが、
  意気込みとフィーヤン読者へのメッセージをお願いします!

かわかみ:意気込み…意気込んではないですが、感謝の気持ちでいっぱいです。
     いつも応援ありがとうございます
     これからも出来るだけ、お付き合い頂けると嬉しいです。



連載100回記念には企画を準備しております!
まだまだパリのおかしみをお届けして参りますので、
今後もよろしくお願いいたしま~す!

(取材:2011年11月某日)