小野塚カホリ先生が名作落語5篇を漫画家した
作品集「品川心中」が絶賛発売中です!
落語って昔話でしょ?…なんてとんでもない!!
ここでは、硬軟織り交ぜてセレクトされた
5篇それぞれのあらすじを紹介して参りたいと思います。

shinagawa_cover.jpg定価980円


[品川心中]

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江戸は品川で、かつては一番の売れっ子だった遊女・お染は、
プライドを守るに為馴染みの客・金蔵を誘い心中を企てた。
心中は大罪と知りながら、二人は静かにその時を待つのだが…


[子別れ]

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江戸の香残る明治の御代、
離ればなれになった父・熊と子・亀は往来でばったり再会。
母は未練がありそうだが、元に戻るわけにはいかないと
意地を張るのには理由があり…



[文違い]

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遊女・お稲は育ての父に金を無心され、
馴染みの客・半ちゃんに金を都合してくれと頼み込む。
…かと思えば、田舎者の金持ち・角蔵のところでは
母の病気の為…と金をせがんでーーー
客から客へひらひら飛び回り金を要求する
お稲の“本当にお金が欲しい理由”とは?


[真景累ヶ淵]

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芸事の師匠・豊志賀と弟子・新吉は
いつしか男女の深い仲に。
しかし、年上の豊志賀は弟子の若い女に
嫉妬心をいだき、新吉への想いは狂気に変貌する…。


[紺屋高尾]

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神田の染め物職人・久蔵は、無理矢理連れて行かれた
吉原で、当代随一の花魁・高尾太夫に一目惚れ。
大名ですら相手にされない事もある人気の花魁に
再び会う為、久蔵は寝る間も惜しんで働くがーー?


人の縁、親子の絆、純情ーーー
そのどれもに共感したり、胸を動かされるはずです。
落語をよく知っている方も、そうでない方も
単行本「品川心中」、是非ご賞味くださいませ!




そして、こちらは小野塚カホリ先生の生インタビュー!
フランスの読者に向けたものなので、質問はフランス語の字幕なのですが…
字幕中から作品タイトルやテーマは読み取れます。
貴重なインタビュー映像、是非ご覧ください!

http://www.youtube.com/watch?v=aIfeJp2bDQY

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