えすとえむ先生の最新刊「うどんの女(ひと)が絶賛発売中です!
うどんにエロさを感じる新感覚ラブコメディとして、発売するや話題騒然。
そんなえむ先生にインタビューさせていただきました!
もはや毎年恒例となりつつある、夏のスペイン旅行中の思い出もお送りします☆
 

udon_cover.jpgB6判 定価680円

カバーはうどんの波にのまれる〝うどん村田〟と木野くん。
カバー裏の折り返しには、2人の間に割ってはいる〝あの男〟が。
 

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書店用POP


●『うどんの女』について●

編集部(以下、編):このたびは「うどんの女」発売おめでとうございます。
          この作品は、読切り「94円」が好評で連載化したものでしたが、
          「94円」をお描きになったきっかけは何でしたか?

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「94円」扉

えすとえむ(以下、えむ):ありがとうございます。
             読切り掲載時はまさかあれが1冊の単行本になるとは
             思いませんでした。
             大学時代の学食のうどんが異常に安かったので、
             それを軸に作品を描けないかなーと思っていたのが
             きっかけです、多分。

 
編:登場人物は村田チカ、木野くん、田中先生と
  ほぼ3人で物語が進んでいきますが、誰がお気に入りでしたか?
  また、そのワケは?

えむ:田中先生です。描きやすかったので。

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田中先生


編:ご自身が学食のうどん係をされることがあったら、
  どんな「うどんの女」になると思われますか?

えむ:休憩時間に何うどんを食べようか、ずっと考えてると思います。

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“うどんの女”こと、村田チカ

編:コミックスでは「その後」が描かれていますが、
  先生からチカ&木野に一言伝えるなら何と言ってあげたいですか?

えむ:たまには蕎麦も食べてね。

編:(笑)


●大学での講師について●

編:2011年4月から大学の漫画学科で授業を持たれていますが、
  前期を終えていかがでしたか?

えむ:執筆との両立が厳しかったですが、学生たちの向学心に
   刺激をもらうこともでき、楽しかったです。

 

●旅行について●

編:現在スペイン周辺に取材に行かれている先生ですが、旅は順調ですか?

えむ:順調だと思います、一応。
  予定通りにならないことも旅の面白さ
なので。


編:おすすめの訪問スポットを教えてください。

えむ:マドリッドのMuseo de Ceraという蝋人形博物館。
   突っ込みどこがありすぎてものすごく体力を消耗します。
   冗談のわかるお友達と是非。

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リアル!! 有名サッカー選手の蝋人形。


編:是非、行ってみたいです。
  ちなみに旅先で食べたおいしかった料理はなんですか?

えむ:バエサという小さな街で食べた
   ロモ(豚の背肉)と卵とイモの料理がすごくおいしかったです。

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編:おいしそうですね!
  では、今年の旅で何か面白いことはありましたか?

えむ:闘牛場の前で会ったおじさんに気に入られ、ひたすらお酒を奢られました。
   あとは闘牛士おっかけのおばさんたちとタクシー乗り合わせたり。
   闘牛日程を間違えて遠い街まで行ってしまったり。


編:それも旅の醍醐味!! お忙しいところありがとうございました。
  残りの日程も楽しんで下さい!


スペイン旅行でたっぷりの充電を終えたえむさんは、
バリバリ原稿を描いてらっしゃいます!
「うどんの女」と共に、冠婚葬祭作品集「このたびは」も
よろしくお願いいたします!

(取材:2011年9月某日)