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「うどんの女」発売記念 えすとえむインタビュー!
えすとえむ先生の最新刊「うどんの女(ひと)」が絶賛発売中です!
うどんにエロさを感じる新感覚ラブコメディとして、発売するや話題騒然。
そんなえむ先生にインタビューさせていただきました!
もはや毎年恒例となりつつある、夏のスペイン旅行中の思い出もお送りします☆
カバーはうどんの波にのまれる〝うどん村田〟と木野くん。
カバー裏の折り返しには、2人の間に割ってはいる〝あの男〟が。
書店用POP
●『うどんの女』について●
編集部(以下、編):このたびは「うどんの女」発売おめでとうございます。
この作品は、読切り「94円」が好評で連載化したものでしたが、
「94円」をお描きになったきっかけは何でしたか?
「94円」扉
えすとえむ(以下、えむ):ありがとうございます。
読切り掲載時はまさかあれが1冊の単行本になるとは
思いませんでした。
大学時代の学食のうどんが異常に安かったので、
それを軸に作品を描けないかなーと思っていたのが
きっかけです、多分。
編:登場人物は村田チカ、木野くん、田中先生と
ほぼ3人で物語が進んでいきますが、誰がお気に入りでしたか?
また、そのワケは?
えむ:田中先生です。描きやすかったので。
田中先生
編:ご自身が学食のうどん係をされることがあったら、
どんな「うどんの女」になると思われますか?
えむ:休憩時間に何うどんを食べようか、ずっと考えてると思います。
“うどんの女”こと、村田チカ
編:コミックスでは「その後」が描かれていますが、
先生からチカ&木野に一言伝えるなら何と言ってあげたいですか?
えむ:たまには蕎麦も食べてね。
編:(笑)
●大学での講師について●
編:2011年4月から大学の漫画学科で授業を持たれていますが、
前期を終えていかがでしたか?
えむ:執筆との両立が厳しかったですが、学生たちの向学心に
刺激をもらうこともでき、楽しかったです。
●旅行について●
編:現在スペイン周辺に取材に行かれている先生ですが、旅は順調ですか?
えむ:順調だと思います、一応。
予定通りにならないことも旅の面白さなので。
編:おすすめの訪問スポットを教えてください。
えむ:マドリッドのMuseo de Ceraという蝋人形博物館。
突っ込みどこがありすぎてものすごく体力を消耗します。
冗談のわかるお友達と是非。
リアル!! 有名サッカー選手の蝋人形。
編:是非、行ってみたいです。
ちなみに旅先で食べたおいしかった料理はなんですか?
えむ:バエサという小さな街で食べた
ロモ(豚の背肉)と卵とイモの料理がすごくおいしかったです。
編:おいしそうですね!
では、今年の旅で何か面白いことはありましたか?
えむ:闘牛場の前で会ったおじさんに気に入られ、ひたすらお酒を奢られました。
あとは闘牛士おっかけのおばさんたちとタクシー乗り合わせたり。
闘牛日程を間違えて遠い街まで行ってしまったり。
編:それも旅の醍醐味!! お忙しいところありがとうございました。
残りの日程も楽しんで下さい!
スペイン旅行でたっぷりの充電を終えたえむさんは、
バリバリ原稿を描いてらっしゃいます!
「うどんの女」と共に、冠婚葬祭作品集「このたびは」も
よろしくお願いいたします!
(取材:2011年9月某日)